以前から、この楽しい絵本「うんちっち」がすごく気になってました。
そしてこれを翻訳したとてもチャーミングなふしみみさをさんに会いたい、と思っていました。
それが念願かなって実現したのに…、なんとコロナ禍でリモート取材になってしまいました。
緊急事態宣言が出る前のことで、直前まで、行くか、行かないかとやっていたんですが、会いたいからこそ行くべきでない、と判断したのです。すごく好きな人が、この私の判断でもし感染してしまったら。志村けんさんが亡くなったニュースもあり、コロナに一番翻弄されていた時期でした。
それでも、インターネットがあってよかったと思いました。対面ほどではなくても、こうして顔を見て、話すことができるのはありがたいことです。はじめてお話するふしみさんは、本当におもしろくて、楽しくて、ご自身のこと、フランスで作家さんに会ったときのこと、犬のうんちを踏んでしまった話を笑いながら話してくれました。それを記事に盛り込んだら、赤字(修正)で「特大のうんちです!」と特大を強調されていて、それも笑ってしまいました。あ、でも絵本はそんなうんちの話ではないんですよ。かわいらしいウサギの子の話です(笑)。
それから、リモート取材の仕事ばかりが増えました。「出版も音楽の仕事もいま大変でしょう?」と聞かれるのですが、私は逆に仕事が増えている方です。おそらく、スポーツやアウトドア、ライブなどをやっていたら厳しかったと思います。私は親子関係を主に仕事をしているので、「STAY HOME」の中で求められるほうにたまたま転がったというところでしょう。何があるかわからないなと思います。でも何があっても、その状況を楽しむ、というスタンスは維持していきたいですね。
「うんちっち」大人も子どもも心の底から笑える日常を https://book.asahi.com/article/13315723
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