【執筆】秋山宏次郎さんにSDGsのことを、小川仁志さんに子ども哲学のことをお聞きしました。<朝日 好書好日>

こども食堂支援機構の秋山宏次郎さんに、いまをときめくSDGsのことを伺いました。 SDGsはビジネス方面でも話題になっているのですね。子どもの教育の場面でもかなり熱心な方がいて、ここが火付けなのだと思っておりました。しかし教育の場では、「地球の役に立て!」と強制されているような、逆に「これをすれば地球にやさしい」と無理づけしているような、なんとも後味の悪いイベントもあって、もやもやしている部分があったのです。その中でも秋山さんが監修したKANZENの本はよくできていて、お話を伺うことで、自分もやっとSDGsに参加してみたいという気分になれたのでした。

小川さんの哲学のお話も興味深く、深くいろんな視点から物事を考えてみることの大切さと、そのきっかけを知る本として読みやすい本です。疑問の答えが書いていないという、これまたスッキリしないと思われがちな一冊ですが、そのスッキリしなさが心のとっかかりになるといいます。小川さんの本は家にもあって、わかりやすくかみ砕いた哲学の話をするのが上手な方。大人の哲学入門書としてもいいかもしれませんね。

 ■『数字でわかる!こどもSDGs』秋山宏次郎さんインタビュー 
「直撃世代」こそ、自分ごととして考えて
 https://book.asahi.com/article/14415440

 ■『子どもテツガク』小川仁志さんインタビュー
「どうしていじめるの?」86の問いの答えを、自分で見つけよう https://book.asahi.com/article/14416165

Junko Kusaka WORKS 編集と音楽と絵本の仕事

子どもたちを笑顔にしてあげられることはなんだろう。 長く出版業に勤め、音楽教室講師や保育士を経験してきた私ができることは、子どもやママたちが知りたいことをわかりやすくまとめて、世に出すことでした。大好きな絵本を通して、音楽を通して、WEB、雑誌や書籍を通して、家族が元気になれるように力添えできればと思っています。

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