受講資格がなかなか取れないという「絵本専門士」、ようやく今期で受かり、ただいま勉強中です。
保育士等絵本にかかわる仕事の実績が3年以上などの条件に加え、今年は60-70人の受講生の枠に1000人以上の応募があって、本当に狭き門でした。
過去2回ほど選考に落ちておりまして、今年はやっとやっとつかんだ受講資格。
コロナ禍でいまだ対面の授業が受けられていませんが、勉強内容はとてもおもしろいです。
ここ数年、絵本関係の仕事が増えました。
絵本が好きという気持ちは人一倍ですし、編集ライターとしていろいろな仕事に関わらせていただいております。
でも、胸を張って「絵本の専門家です!」とは言えない心苦しさのようなものがありました。
選書もしたい、書評も書きたい、でも私の肩書は「ライター」。
ライターってどこか胡散臭いような感じがあるんですよね(笑)。
だからきちんと学びたかったし、絵本のことならまかせて!と言える存在になりたいと思っていました。
絵本専門士は、ただ子ども向けの読み聞かせに役立つことだけを学ぶわけではありません。
科学やナンセンスものの絵本についてもアンテナを張り、子どもだけでなく大人も視野に考えられる専門家にならねばなりません。
読み聞かせ以外の伝え方についても考えていかなくてはなりません(特にこのコロナ禍は大事ですね)。
でもそのすべてに興味があって、たくさんのレポートがあっても全然苦ではありませんでした。
絵本作家さんのインタビュー、絵本作り、読み聞かせ体験、絵本と音楽がコラボした教室の講師経験、大人の絵本コミュニティーへの参加、そのすべてが、この講座につながっているんだなと思います。
受講は土日が一日中つぶれるので、仕事にやや支障が出てはいますが、来年の春には、絶対絵本専門士になるぞ!と意気込んでおります。
全国の絵本専門士さん、一緒に何かイベントをしたり、楽しいことをしていきましょうね!
#絵本専門士
#第8期絵本専門士
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