絵本『ねえだっこして』の竹下文子さん、田中清代さんにインタビューしました。
新しく家にやって来た赤ちゃんを見つめる、せつない表情の猫。最初は、「いいよ、おかあさんのお膝かしてあげる」なんて言ってるけど、だんだん「ねえ、おかあさん、おかあさん...」と溢れる気持ちに、読んでいるこちらも涙が出てきてしまいます。 竹下さんはたくさんの著書をお持ちですが、言葉の力がものすごいですね。それに田中さんの雰囲気を包み込むような絵に、ロングセラーのすごさを感じました。とても素敵な本をご紹介できて嬉しいです。
昨年原画展があり、おふたりのトークショーもあったそうで、いけなくて残念。すっかり田中清代さん(『とまとさん』『くろいの』の作者さんです)の絵もファンになってしまって、ピアノを弾く銅版画の作品を購入してしまいました。それから、田中清代さんの取材をした翌日に、いわいとしおさんの取材をしたところ、「昨日と同じ家から取材されています(笑)」と言われてびっくりしました。おふたりが夫婦だとは存じておりませんでした! このご時世、どちらもリモート取材でお会いできず残念でしたが、愛情あふれる素敵なご夫婦ですね。
好書好日 「ねえだっこして」インタビュー
0コメント