【執筆】『二番目の悪者』の林木林さんにインタビュー<朝日・好書好日>

『二番目の悪者』という絵本、ちょうど眞子さま報道や選挙があったときだったので、ドキッとしました。 本当に小室さんがどんな人か、支持しない候補者や政党がどんな思いでやっているか、ちゃんと自分の足で調べた人がどれぐらいいるでしょうか。
『二番目の悪者』は、そういう噂話で、自分の国をダメにしてしまった善良市民たちのお話です。でも文章がすごく洗練されていて、絵も美しくやわらかいので、落ち着いた気持ちで読める絵本。 ニュースとか講義とか、ワイドショーとは違った、絵本ならではの良さが、研修や学校の読み聞かせで人気になった由縁なのでしょうね。

表紙にインパクトがあって気になっていた本で、今回、好書好日の取材で著者の林木林さんにインタビューをお願いしました。 言葉をすごく大切にされる方で、また2時間ぐらい喫茶店で話し込んでしまいました。素敵なお話をたくさん書いている詩人さん。
第2弾の『せかいいちのいちご』も、今度大人の絵本会で読んでみたいですね。いかにもしつけや教訓がある本はあまり好きではないのだけれど、この絵本はアーティスティックで文学的でもあります。こういう本は大人にも紹介してみたいです。社会がどうという話ではなくて、自分たちの身の回りで、やっぱり何気なく追い込んでしまっている事柄は少なからずあるのではないかと思っています。

■林木林さんの絵本「二番目の悪者」 悪い噂に飛びつく人々、あなたは誰の言葉を信じる? 
https://book.asahi.com/article/14477290

Junko Kusaka WORKS 編集と音楽と絵本の仕事

子どもたちを笑顔にしてあげられることはなんだろう。 長く出版業に勤め、音楽教室講師や保育士を経験してきた私ができることは、子どもやママたちが知りたいことをわかりやすくまとめて、世に出すことでした。大好きな絵本を通して、音楽を通して、WEB、雑誌や書籍を通して、家族が元気になれるように力添えできればと思っています。

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