絵本『いっさいはん』は、以前MOE絵本屋さん大賞で知って、すごく気に入っていた本。
色遣いや書体もちょっとレトロなところがいいですし、「うちの子もあったあった~」と言いたくなります。
minchiさんはシャイな方なのですが、子育てに偏らない芯の通っている方でもあって、
お話していて共感できる部分がたくさんありました。
『いっさいはん』は、子どもに読んでほしい絵本だから、
子育てがしんどいというところは描かなかったそうです。
「〇〇ちゃんもこうだったのよ」と親子で笑いながら話せるのは、
この絵本があるから。
写真で残せなかった子どもらしかった部分を、この本が代弁してくれる気がします。
このぐらいの時期(イヤイヤ期に入りかけ)の子育ては、当時なかなかしんどかったけれど、
いつだって子育ては、振り返ったときに、大事な時間だったと気づくものですね。
だから本当は、現在進行中の子育ても一日一日がかけがえのない時間なのだと思っています。
食べたものを全部へっくしって撒き散らされても、
いまとなっては微笑ましい話。
口にものを詰め込まなくなって、それからちゃんとお箸でご飯が食べられるようになって、
そしてお皿を片してくれるようになって、
料理をしてくれるようになったときに、
親は思わず涙してしまうんでしょうね。
■ minchiさんの絵本『いっさいはん』 1歳半の子の「あるある」行動図鑑
https://book.asahi.com/article/14352223
■ yahooニュースにも転載されて、ありがたい限り。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f432f2c55188a5507b7361ed8b013f26b2a3b01?page=1
■ 岩崎書店編集部の堀内さん。裏方のわたくしに、ハッシュタグまでつけていただいて恐縮です。
https://twitter.com/_horiuchi_/status/1399208223060594689
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