神保町のブックハウスカフェに伺ったときに、展示されていた上岡麻美さんのお菓子。こんな細やかでかわいいお菓子をどんな絵本にしたんだろう?と拝見したのがきっかけで実現した取材。上岡さんのインスタはすごくよくできていて、かわいくて、憧れそのものなのですが、やっぱり作るまでにはすごくこだわりをもって妥協しない精神が伝わってきました。
『おかしなおかしなおはなしえほん』(イースト・プレス)は、白雪姫や人魚姫など、有名なお話をお菓子で表現している絵本なのですが、やっぱり人を感動させるものを作るのは、並大抵の気持ちでは難しいんだなと感じます。ここまで作り上げる精神力。諦めない力。行動力。そしてセンス。読者の子どもたちにもそういうところが伝わったらいいなあと思います。
最近、強烈におもしろい絵本を作る新しい作家さんの紹介をしていきたいなと思っています。どの本屋さんにも並んでいるシリーズ絵本ばかりじゃなくて、いろんな視点でものをとらえられるいい絵本がまだまだたくさん出ています。
■小学館HugKum
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