【記事制作】創作活動がしたくなる絵本を紹介<小学館・HugKum>

子どもって大人顔負けの芸術家だなと思うことがあって、子どもたちがのびのびと表現をする絵本や他にはない表現方法をしている絵本を、育児サイトHugKumで紹介しました。このサイトで絵本専門士さんに定期的に絵本を紹介してもらう連載を企画しているのですが、私はもともとアートや音楽が好きで、子どもたちに教える活動もしているので、おもしろい絵本だなあと気になっていた絵本たちを紹介させていただきました。『こんにちは!わたしのえ』が出版されたときは、こういう絵本が欲しかった!と思ったものです。子どもたちが絵を描くとき「この紙からはみださないように描いてね」「色を混ぜるとぐちゃぐちゃになっちゃうよ」と言われる場面が多いからです。でも、頭の中に浮かんだことをバランスよく描くって、まだ難しい子もたくさんいます。色を混ぜるのがはじめてで、こんな色に変わっていくということが楽しくて仕方ない子も。それを最初からお行儀良く描いてねって言ってしまうと、上達する前に委縮しちゃうことも多くて、残念なのです。思い切りはみ出していいよというアート・ワークショップをいくつか知っているのですが、もうそこにきた子どもはどんどんエスカレートしてのびのびしていくんですよ。真っ黒になっても、最後に夜空に星を散らして、乾かした布でボタンやエプロンを作る活動を見て本当に素敵だなと思っています。こんな表現活動もあるんだ、と親子で知って欲しいなと思って選書させていただきました。

子どもはみんなアーティスト! 創作意欲をくすぐる絵本7冊を絵本専門士がセレクト(2022.12.6)
https://hugkum.sho.jp/433202


Junko Kusaka WORKS 編集と音楽と絵本の仕事

子どもたちを笑顔にしてあげられることはなんだろう。 長く出版業に勤め、音楽教室講師や保育士を経験してきた私ができることは、子どもやママたちが知りたいことをわかりやすくまとめて、世に出すことでした。大好きな絵本を通して、音楽を通して、WEB、雑誌や書籍を通して、家族が元気になれるように力添えできればと思っています。

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