クリエイターEXPOにお越しいただいた方々、ありがとうございました。ポートフォリオには書かなかった部分に興味を持ってくださった方が結構いらしたので、私の得意分野としてできることを、こちらにまとめました。よろしくお願いします。
◆【子どもにわかりやすく伝えたいことを、絵本化する】
親子向けの商品やサービス、医療系の概念など、子どもに響くように伝える手段はないか、というご要望をいただきました。企業や行政からの依頼で、そういったコンセプト絵本をよく作っています。まずは伝えたいことをヒアリングして物語にすること、そこから絵本を納品するまでをプロデュースします。
物語は、子どもが読んでもおもしろいことが大切です。まじめな絵本でなく、どこかあそび心があるものを心がけています。
絵は、多くの絵本作家やイラストレーターさんとお付き合いがありますので、お好みをお聞きしてご提案することが可能です。作家さんによって、予算が変わってきます。
文と絵をブックデザイナーに組み合わせてもらい、ご希望に応じて印刷所へ入稿するところまで担います。もともと出版社で編集者をしていたので、企画から入稿まですべてワンストップでお受けできます。
オリジナルのハードカバーの絵本はもちろんお受けしていますが、文と絵はあるので編集だけやってほしい、物語だけつくってほしい、電子書籍にするのでyoutubeサイズで作ってほしいなど、部分的なご依頼も承ります。
<制作実績>
車のディーラーで、試乗に来た子連れのお客さんに渡すノベルティ絵本
子ども向けお菓子のサンプルを園で配るときに、一緒にお渡しするお楽しみ絵本
SDGsに関する木育の絵本
医療のエコ活動を物語化した絵本
◆【教育系の記事や副読本をつくる】
教育学部出身、保育士資格ありで、教育に関しての記事をよく依頼されます。
内容は「3才からのお金教育」「子どもの褒め方叱り方」「発達障害の子が大人になってどんな職業についているのか」「進学塾が教える伸びる子がやっていること」など、ジャンルはさまざまです。たいてい本の著者にインタビューに行くものが多いです。
親目線ならどんなことが知りたいのか、子ども目線でどんなことなら興味を持つか、という読者視点で役に立つことを模索して取材をします。いくつかの書籍サイト、育児サイトなどで、企画出しから記事作りまでを行っています。
教育の中でも重宝されるのが、研究者へのインタビューや図鑑系。
私は子どもの頃から美術館巡りが趣味で、大学は博物館サークル、アルバイトは標本整理という研究好きで、特に海洋生物が大好きです。植物も興味があり、特に苔好きで「苔部」部長をしております。
海で採取したカニの抱卵を小学生向けの記事にしたり、プランクトン図鑑の編集者に取材をしたり、植物観察家とフィールドワーク×絵本のイベントを主催したり、科学的なものに関心があります。「かがくのとも」の編集長にもインタビューをしたことがあります。理数系ではありませんが、おそらくそこが専門的過ぎずに書けるメリットなのだと思っています。
そういった教育サイトに載せる科学系の案件もいただくことが多くなりました。
◆【学会などの発表を、一般向けのレポートにする】
最近増えてきたのが、レポートの作成です。専門家の集まる学会に参加して、一般の人にもわかるようかみくだいてレポートを書いてくださいというものです。
専門家たちが集まると専門用語も多いのですが、どうしても知っていて当たり前のかたい文章になってしまうので、ライターをお願いしてジャーナルに載せたいと言われます。
専門用語はそのまま載せずに、どうしたら一般の人にわかるように説明できるか、また興味を持ってもらえるかをとことんまで考えます。
また、日時や参加人数、先生の肩書きなど、独特の書き方が必要なことが多いので、打ち合わせは必ずお願いしています。
<制作実績>
SDGs関連の海洋環境についてのフォーラム
性教育学会の全国大会レポート
◆【研究者・絵本作家へのインタビュー】
現在も絵本の案件は持っていますが、絵本はスパンが長いので、日常的にいただく仕事の数は、インタビューが圧倒的に多いです。
絵本作家インタビューの連載を持っているので、相当数の作家さんとお話する機会をいただきました。朝日新聞社の「好書好日」で名前を検索していただくと、記事が読めますのでぜひご一読ください。
絵本に関わらず、児童書、書籍、育児書などのインタビューもご依頼があります。本を読んで、著者にお話を聞くというのは大変おもしろいです。ちょっと読みにくいクセのある本を読み解くことも、比較的楽しんで仕事させていただいています。
◆【雑誌やパンフレットの絵本・育児エッセイをプロデュースする】
コラムページを書ける人を探している、というご依頼もありましたので、こちらもご紹介しておきます。
私自身が育児エッセイを書くことはできます。漫画を描ける方や保育士と組んで、おもしろくエピソードを書いていくのは得意とするところです。
絵本を毎回紹介してそれにまつわることを書いていくなどのコラムを受けることも可能です。絵本専門士として、いろいろなことをお伝えできます。
それ以外に、少し名のある方の連載企画を編集してほしいとの声を受けました。
絵本作家さんにイラストエッセイを描いていただくことなども、プロデュース可能です。
◆【音楽系の教則本をつくる】
私はフリーランスの編集者と並行して、音楽教室のピアノアシスタントをしています。教育的指導の他、楽譜や楽典などの知識があります。
鍵盤ハーモニカの子ども向け教則本や、音楽教室の楽譜付き教則本を編集しました。
音楽教育系の書物があれば、どうぞおまかせください。
◆【あまり本という形にとらわれず、伝えたいことを形にする】
絵本というとハードカバー38ページもの、全国書店での流通を想像される方がいますが、私はその形がすべてではないと思います。
ときにミニ冊子で良いもの、webが向いているもの、音楽をつけてドラマチックに展開できるもの、youtubeでバズったから売れたもの、豆本を商品につけたもの、いろいろあります。
あまり本という形にとらわれず、どう伝えるのが効果的かを話し合っていきたいです。
金額にかかわらず、おもしろそうな案件は受けてしまうことが多いです。ただあんまり安く働きすぎてしまったので、さすがにそろそろ仕事を考えようと思う時期にきて、クリエイターEXPOに出展してみました。
まだ企画段階のものでもお話をお聞きしますし、同じクリエイター同士でコラボして、儲け度外視でおもしろいものを作りましょう!というお話も好きです。
ほかで見たことのないものを仕掛ける、ということにワクワクします。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
※「自分の作品の講評がほしい」「作品を媒体で紹介してほしい」というお願いはご遠慮くださいね。丁重にお断りしております。
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